空家問題って何?

空き家

日頃よく耳にする「空き家問題」って具体的にどんなものでしょう?
ちょっとお出掛けしたときや、街を歩いたりしているときに綺麗な景色を見とれていると
ポツンと一軒、草木が伸び放題で今にも壁が崩れそうな建物が現れたりします。

2023年10月時点で空き家の数は5年間で50万戸増の899万戸と過去最多だそうです。
高齢化社会が進む近年、2030年には空き家率は30%との予想も。

空き家が増えることの一体何が問題なのでしょう?
どんどん新しいマンションや一戸建てが売られていくのに何故空き家は増えるのか?

もし、相続した物件がそのまま住める状態ならば、自身で住んだり、賃貸として貸し出すこともできますよね?
しかし、老朽し、住むにも貸すにもリフォームが必要だったりすれば、それなりの費用がかかります。
解体するにも費用がかかるし、売るにも買い手が見つからない。
そんなこんなで先延ばしにしてしまう…が空き家増加の大きな原因です。

自宅と物件が遠ければ何年も放置…なんてことも多々あります。
人が住まなくなった家は老朽化が加速し、外壁が崩れたり、害虫が発生したり、悪臭が漂うこともあります。
台風や大雨なんかで崩壊する危険もあります。

そんな空き家が10戸に3戸なんて日が来たら安心して暮らせません。
これが「空き家問題」です。


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